東京宣言
公益社団法人日本口腔インプラント学会は
第56回学術大会において以下を宣言します
公益社団法人日本口腔インプラント学会 理事長 馬場俊輔
第56回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会 大会長 萩原芳幸
国民から信頼される口腔インプラント治療
-健康寿命の延伸に果たすインプラントの役割-
東京宣言
超高齢社会において健康寿命を延伸するためには,歯の喪失による口腔機能(食べる・飲み込む・話す)の低下を防ぐことが不可欠です.歯の喪失すなわち残存歯数の減少による口腔機能の低下(オーラルフレイル)は,栄養摂取の偏りや低栄養を招き,最終的に全身のフレイルを進行させる要因となります.
口腔インプラント治療は,単に歯の欠損を補うだけではなく,口腔機能の回復を通じて,①栄養バランスの改善,②誤嚥性肺炎の予防,③認知機能低下リスクの軽減,④社会参加意欲の向上など,全身の健康維持に大きく寄与する可能性を有しています.とりわけ高齢者においては,「しっかりと噛める」ことが,生活の質(QOL)を左右する極めて重要な要素となります.
口腔インプラント治療を担う私たちには,科学的根拠と高い倫理観に基づき,安全性と質の担保した医療を提供し,国民から真に信頼される治療として継続的に発展させていく責務があります.
日本口腔インプラント学会は,全ての会員が「口腔インプラント治療による口腔機能の維持・回復は,健康寿命の延伸に寄与するという」理念を共有し,「国民の安心と信頼に応えるインプラント治療を実践・推進していくこと」をここに宣言します.
2026年6月14日








